2016.11.15
全国防災訓練、質疑応答訓練を実施
トヨタ輸送は、11月14日(月)「トヨタ輸送グループ全国防災訓練」、15日(火)「質疑応答訓練」を実施しました。
全国防災訓練は、トヨタ輸送グループが一体となって災害に対応していくために、全国75拠点に加え、当社の協力会社で構成されるトヨタ協輸会、全53社で毎年全国一斉に実施するものです。
14日の防災訓練は、南海トラフ巨大地震を想定した 避難訓練をはじめAEDによる救護訓練、震災対策本部の立ち上げから、グループ会社全従業員の安否確認、被災状況の情報収集といった従来からの訓練に加え、今年は毛布を利用した応急担架の作成、搬送訓練を追加しレベルアップを図りました。
翌日の質疑応答訓練は、震災に対するBCP(*1)の理解度向上や確実な実行と継続的な改善の仕組みを構築していくために、当社で作成している「震災対策ガイドライン」と「震災時対応業務手順書」の記述内容を問題形式で出題するもので、年に1回開催しています。
当日は、昨年同様に震災対策本部メンバー、現地対策本部メンバーに加え、若手社員枠を設け傍聴参加してもらい、全社規模で知識の確認、認識の共有を行いました。
当社では、今後もこのような定期的な訓練を通じて、トヨタ輸送グループ社員の防災意識や対応力向上に努め、積極的な安全活動を推進してまいります。
(*1) BCP (Business Continuity Plan/事業継続計画)
・災害時に事業活動を中断させないようにする、または、万が一事業活動が中断した場合に重要な機能を再開させるための対応を記したもの。
・当社版では、避難行動や安否確認などの初動対応から、事業継続・早期復旧に向けた復旧対応までの大きな流れを記した「震災対策ガイドライン」と各対応の詳細な手順を記した「震災時対応業務手順書」にて構成される。
![]() 情報収集訓練 |
![]() AEDによる救護訓練 |
![]() 質疑応答訓練 |
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