2013.12.05
2013年度 トヨタ輸送グループ全国防災訓練/BCP訓練を開催
トヨタ輸送株式会社は、12月5日、「トヨタ輸送グループ全国防災訓練/BCP訓練」を開催しました。
この訓練は、本年策定したBCP(Business Continuity Plan/事業継続計画)※が機能するか、実際に行動することで実行性を検証し、各対応を改善するとともに、社員一人ひとりの理解度及び対応力の向上を図っていくことがねらいです。
対象は、トヨタ輸送グループが一体となって災害に対応していくために、全国の79拠点に加え、当社の協力会社で構成されるトヨタ協輸会各社の事業所129拠点を合わせたグループ全社で全国一斉に行われ、約4,500名が参加しました。
訓練は、昨年内閣府より公表された南海トラフ巨大地震が発生したという想定で、午前は「初動対応訓練」として、高台などへの避難行動や消火器の使用、担架やAEDを用いた救出・救護、対策本部の立ち上げからトヨタ協輸会各社も含めた安否確認などの情報収集を行いました。
午後は「震災対策本部訓練」として、本社の対策本部メンバーを対象に、BCP文書の記述内容を問題形式で確認する「質疑応答訓練」を実施し、各メンバーの認識合わせや現状の問題点の洗い出しを行いました。
当社では、今後も、このような定期的な訓練を通じて、しっかりと実行性を評価し、BCP文書のメンテナンスを行うとともに、トヨタ輸送グループ社員の防災意識や災害対応力の向上を図ってまいります。
※BCP
・災害時に事業活動を中断させないようにする、または、万一事業活動が中断した場合に重要な機能を再開させるための対応を記したもの
・当社では、避難行動や安否確認などの初動対応から、事業継続・早期復旧に向けた復旧対応までの大きな流れを記した「震災対策ガイドライン」と各対応の詳細な手順を記した「震災時対応業務手順書」にて構成される。
![]() 避難訓練 |
![]() 担架を用いた救護訓練 |
![]() AED操作訓練 |
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