トヨタ輸送を知る

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トヨタ輸送のDNA

DNA : 00
輸送の使命を
全うせよ。

 お客様の大切なお車を「安全」「確実」に、お約束した日時・場所にお届けする。
 こうしたあたりまえを、確実に遂行し続けることが、今も昔も変わらないトヨタ輸送のミッションです。

DNA : 01
原点

 戦後間もない1950年頃、産業用トラックを中心とした需要の高まりを受け、トヨタ自動車はクルマの生産量を急速に増やしていきました。
 ところが、取扱台数の急激な増加に伴い、委託業者による粗悪な燃料の使用や車体の損傷事故、装備品類の消耗などのトラブルが相次ぎ、販売店やユーザーから多くの苦情が寄せられることになります。
 そこで、トヨタ自動車は輸送・商品車の品質向上にいち早く着目し、業界に先駆けて輸送部門を独立させ、1952年に「トヨタ陸送株式会社」を設立。こうしてのちのトヨタ輸送が誕生したのです。


原点   原点
DNA : 02
成長

 事業開始当初は、輸送員が自らクルマを運転して運ぶ陸送が中心でしたが、自動車市場の拡大に合わせ、徐々に本格的なトレーラ積載輸送へと移行。そして1962年には、自動車積載専用船による海上輸送も開始されました。
 また、爆発的な需要増加に対応するため、社内の仕組みも徐々に整備されていきます。「輸送員教育要領」に基づく安全教育の実施、自社整備工場の設置、事務システムの導入などを進め、トヨタ輸送の物流品質は、着実に向上していきました。


成長
豊晴丸
  成長
巡回指導
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困難

 1980年代には2度のオイルショックを経て日米自動車摩擦が顕在化。対米輸出に規制がかかる一方、国内の新車需要も頭打ちとなり、トヨタ輸送は誕生以来、初めて厳しい経営環境に直面することになりました。
 ただ、こうした中でも自らの使命を全うすべく、マイカー・中古車を対象とした一般車輸送業務へと本格的に乗り出し、経営基盤を強化していきます。お客様のニーズに柔軟に対応した手配により、信頼を獲得して業務を拡大させ、トヨタ輸送は危機的状況を脱することができたのです。


困難
中古車オートオークション会場
  困難
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発展

 1990年代には、トヨタ自動車の生産拠点拡大を受け、愛知県から九州などの遠隔地工場までの部品輸送事業を開始しました。
 当初は、大量輸送とコスト低減、環境問題への対応を可能にする海陸一貫の輸送システムとして開発し、現在では、フルトレーラや鉄道輸送の導入により、以前に比べて大幅なリードタイム短縮を可能にするなど、より高品質な輸送を実現しています。


発展
上郷集荷センター
  発展
部品専用運搬車
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飛躍

 トヨタ自動車の海外進出が積極的に推し進められ、2000年代には、大幅な増産が計画されていた中国・タイにおける完成車輸送への対応が急務となりました。
 そこで、高度なノウハウを持つトヨタ輸送は、品質の高いグローバル水準の物流ネットワークを構築するよう要請を受けることになるのです。
 これをきっかけに、インド・アルゼンチン・インドネシアへと活動領域を徐々に拡大させ、今では日本で培った「トヨタ物流方式」のノウハウを世界のお客様に提供しています。


飛躍
中国
  飛躍
インド
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未来

 トヨタ輸送は、これからも大切なDNAである「トヨタ物流方式」を基本にしながら、物流品質のさらなる高みを追求していきます。
 そして、世界中のお客様に『安全・安心・笑顔』をお届けできる企業となるよう、「物流のプロ」として一歩一歩着実に歩んでいきます。





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About TOYOTA TRANSPORTATION

トヨタ輸送のDNA

物流は産業と暮らしを支える大動脈

トヨタ輸送の進化と挑戦

数字で見るトヨタ輸送

車両/部品運搬車の変遷